更年期障害?SRS後の体調不良の原因はホルモンバランスにあった!

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SRS後、卵巣までも摘出した僕らの体内では、ホルモンバランスが急速に崩壊していっていることをご存知でしょうか。

ホルモンバランスが崩れるということは、自律神経の乱れも引き起こし、精神的な面や身体的な面で不調となってしまう可能性が高いです。

現在、性別変更をするにあたって避けては通れない子宮卵巣全摘出手術。

術後、身体の不調が出てきてしまった際になぜ不調なのかを知ることが出来ないのは怖いこと。

ここでは不調を解決するための糸口をまとめてみました。

・心は男性でも、元々の身体は女性のつくり

ここは自分の体調を把握するうえでは、現実的に考えなければいけない点です。

本来は女性の身体なので子宮卵巣があり、赤ちゃんを産むための機能が備わっています。

男性ホルモン療法が開始された後も、今までよりは少なくとも女性ホルモンは卵巣や腎臓から女性ホルモンは生産されています。

ですがSRS(子宮卵巣全摘出)によって、主な生産場所であった卵巣も摘出されてしまうため、僕たちの体調管理のベースでもあった女性ホルモンは大きく不足してしまうのです。

・ホルモンバランスが崩れるとどのような症状が現れるのか

「女性ホルモンがなくたって、男性ホルモンをちゃんと補填していればいいんじゃないの?」

実はそういうわけでもないのです。

女性ホルモンと男性ホルモンでは、作用の違いがあるからです。

女性ホルモンの作用

・髪や肌をきれいにする

・骨を丈夫にする

・脂肪を蓄え丸みのある体型にする

・記憶力を保つ

など

男性ホルモンの作用

・体毛の発達を促す

・性欲を高める

・皮脂の分泌を高める

・筋肉質で骨ばった体型にする

など

僕たちFtMにとって、男性ホルモンさえ生産されればいいと感じますが、実は男性の体内でも女性ホルモンは生産されています。では、僕たちFtMの体内でホルモンバランスが崩れたままでいると、どのような症状がでてくるでしょうか。

…急激な身体のほてりやのぼせ、発汗

…寝汗、不眠や過眠

…イラつき、鬱っぽい

…頭痛、肩こり、めまい、立ちくらみ

…物忘れ、集中力低下

…疲労が取れない、無気力感

上記症状は、“更年期障害”と呼ばれる内の症状と言われています。

主に、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが欠乏することによって起きる全身の不快感。このように、「男だから男性ホルモンだけあればいい」と考えるのではなく、ホルモンバランスが崩れてしまうことで”更年期障害“や”自律神経失調症“が発生してしまうことを理解しておくと良いでしょう。

 

冒頭でも述べた通り、SRS後は卵巣を摘出しているため、女性ホルモンを生産する場所がなくなります。すると、今までとは体内のホルモンバランスは明らかに崩れてしまうため、更年期障害と同じ症状を患うFtMの方は少なくないでしょう。

・大事なのは体内のホルモン量よりもバランス

不足している女性ホルモンを摂取すればするほどいいというわけではありません。

先ほどもお話しましたが、人間の身体の中には男性ホルモンと女性ホルモンの両方が生産されて、それぞれの役割を担っています。

ですが、その生産される割合は男性の体内でも女性の体内でも、男性ホルモンの方が圧倒的に多いと言われています。従って、女性ホルモンは微量ながらに強い力を発揮していると言えます。

これまでのことを振り返ると、SRS後の身体が欲しているのは女性ホルモンだと考えられます。

更年期障害に似た症状が出てきてしまったら、女性ホルモンが圧倒的に足りていない証拠。

以下の食材で女性ホルモンを補う努力をしてみましょう。

→大豆

女性ホルモンに似た構造を持ち、女性ホルモンの不足を補うように作用します。

大豆製品であれば含有量が豊富なため、率先して食べてみると良いでしょう。

例)豆腐、納豆、きなこなど

→卵

卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいます。

とても良質なコレステロールも含んでいて、女性ホルモンを作る材料にもなります。

身近なものから女性ホルモンと似た働きの作用を補うため

必要以上になくなってしまった女性ホルモンを補填するには

上記のことを知っておいても良いかもしれません。

※摂取すればするほど良い効果が得られるわけではありません。

参考までにお考え下さい。

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